The less volatile market, the easier life!

資産クラス毎の値動き分析、各種株価指数イベントの考察、アノマリーの検証、225オプションのリスク管理備忘録です。日本株&デリバティブの運用と金融翻訳で生計立てています。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Weekly Market Summary: 2022/1/28

1/24-1/28: FOMCを挟んで乱高下、イベント通過でも動揺免れず、株式市場はFRBの利上げペース拡大や早期B/S縮小を織り込み直す動き、大幅安連発で短期的に売り一服となろうが、当面は戻れば売りが基本線か? 曜日別の主な材料は、 [1/24(月)]: 米1月製造業PMI…

n225オプション 2022/1/21: 1月FOMC接近につれ、期近(2月限)PutのIV上昇ペース加速

下図は、1週間のn225期近先物の日中&夜間4本足。昨年8月のザラ場安値26,850円が目前。 下表は、主要株価指数の直近変化率で、左から順に、前週比、直近Drawdown、2018年Drawdown。先週は、既に直近高値からの下落率が10%超えで調整局面入りの米ナスダックの…

Weekly Market Summary: 2022/1/21

1/17-1/21: 株式市場は、一早く利上げペース加速を織り込んでいた債券市場と異なり、直近まで楽観優勢だった分、代償として急激な調整を余儀なくされる。しかも、ウクライナや中東絡みの地政学リスクが燻りを続ける中で、ブラックアウト期間入り後の在野筋に…

Weekly Market Summary: 2022/1/14

1/10-1/14: FRB当局者のタカ派傾斜が確実に。結局、一足早くFRBによるインフレ抑止の利上げ邁進の必要性を織り込んだ債券市場が正解で、FRBの行動訂正により株式市場も楽観修正を迫られる? 曜日別の主な材料は、 [1/10(月)]: 日本祝日 [1/11(火)]: FRBパウ…

東証新市場区分の選択結果 - Non-T1からPrime選択は無し

1/11東証発表の「上場会社による新市場区分の選択結果」によると、注目されたNon-T1(2部、ジャスダック及びマザーズ)からPrimeを選択した上場会社は無し。 Prime変更要件をクリア済と考えられた候補銘柄には昨年来、買い手垢が付いたが、殆どが既にスタン…

Weekly Market Summary: 2022/1/7

1/4-1/7: 米金融正常化は端緒についたばかりだが、タカ派色の強いFOMC議事要旨が利上げペースの加速と早期量的引き締めを想起させ、市場は急警戒モードへ転換。債券・株式共に売られる逆金融相場的スタートは、2022年が多難な相場展開になることを示唆? 曜…